東京大学の「五月祭」

都内の有名大学といえば、もちろん東京大学ですね。
そんな東大が毎年5月に実施している学園祭が、「五月祭」です。
毎年数多くの来場者数を記録している大規模な学園祭なので、参加されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな人気の高い五月祭の魅力を紹介したいと思います。

気になる五月祭の企画

「あの東大」の学園祭ですから、催し物もさぞかしレベルが高いと期待してしまいますね。
学科・院生の研究発表なども多いので、学術的な側面が強いといわれています。
発祥は大正デモクラシー下での学生運動だともいわれているので、歴史のある学園祭なのです。
そうなるとインテリで堅苦しい雰囲気なのか…というとそうでもありません。
イマドキらしい出し物やイベントがたくさんあるので、老若男女問わず楽しめる学園祭となっています。

出し物

出し物は4か所のステージに分かれタイムテーブルが組まれていて、ダンス・ミュージカル・民族舞踊や、ショーやライブなど多彩なパフォーマンスを楽しめます。
有名アイドルグループのコピーもあるので、多くの人が気軽に楽しめます。
地理部が長い年月をかけて制作した立体日本地図や、体感できるサイエンスショーなどは子どもにも人気の出し物です。
中には折り紙サークルの折り紙美術館など一風変わった展示もあり、普段体験できないような非日常感を味わえます。

目玉のイベントの紹介

五月祭のおすすめイベントはいくつかありますが、特におすすめしたいイベントをピックアップしました。
出し物・イベントが多すぎて迷う!という方は、参考にしてみてください。

東大オケ五月祭特別演奏会(東京大学音楽部管弦楽団)

オーケストラですが、クラシックに詳しくない人にこそおすすめなイベントです。
100年の歴史をもったオーケストラで、東大生限定で構成されていますが、誰でも聞いたことがあるような身近な曲を解説を交えて演奏してくれます。
あの有名な安田講堂で聴くオーケストラは格別です。

10分で伝えます!東大研究最前線(東京大学大学院生詰め合わせ)

東大の研究がどんなものか、最前線をいく大学院生から直接聞けるイベントです。
発表者の研究にまつわる「ちょっと面白い話題」を、10分という短い時間で紹介してくれます。
基本的に専門外の人を対象とした発表なので知識がなくても分かりやすく、楽しめるイベントです。